ママでも再就職を成功させるためにはどうしたらよいのでしょうか。
今回は、実際にパーソル テンプスタッフ甲府オフィスを利用して派遣社員として再就職を成功させたhapiさんに体験談を語ってもらいました。
再就職活動を始めた年齢 | 46歳 |
仕事が決まるまでの期間 | 1ヵ月 |
再就職を始めた時のこどもの年齢 | 6歳 |
雇用形態 | 派遣社員 |
目次
パーソル テンプスタッフ甲府オフィスを利用したきっかけ
昔、東京で派遣社員をしていた経験もありましたが、その時はまだ、今よりも景気がよく、土地柄も東京でしたのでお給料も遜色なくて比較的裕福に暮らしていました。
でも、山梨に子連れで帰ってくると、仕事の選択肢も少なく、時給も低いアルバイトやパートしかなく、しかも経歴を生かせるような仕事もほぼ0に近かったので、フリーペーパーなどで探しても意味がないと思い、派遣会社を訪ねたという経緯がありました。
しかし結果、山梨では派遣会社もそんなにいい条件では仕事がありませんでした。
再就職ができた秘訣は?
一通り、パソコンの技術と、簿記などビジネスに生かせる資格は持っていましたので、その部分でひっかかった事務職を紹介いただきました。
私もとても意外に思ったのですが、このご時世で、いまだにパソコンをほとんど触れない・触ったことがない人が本当に多いものなのです。
そこで、とりあえず、エンジニアほどは知識はないですが、WordとExcelが困らない程度に触れるレベルでも、まわりの方々とは頭一つ分出ているようです。
東京でしたら、もっともっとPCを使える方も多いのでしょうが、そういう意味では、ここ山梨でよかったと思いました。
PCを使えるというだけでだいぶライバルが減るようですので。
再就職活動中に困ったこと
また、履歴書を書く際も、PCで打ち込んだものを提出してはいけない(あえて手書き履歴書指定の企業)などと条件があると、本当に大変でした。
履歴書を書く作業というのが本当に大変で、時間のかかる作業でしたし、子どもの世話の合間合間ですと集中して書こうにもそれもかなわない状況でした。
また、就職活動中は金銭的にとても苦しく、心もすさぶような思いをしていました。
子どもには迷惑をかけたくないと思いつつ、ご飯が質素になってしまったり、どこも連れて行ってあげられなかったりと、そういう面で不便をかけてしまいました。
また、当時の幼稚園の学費や公文の学費なども一つ一つが本当にギリギリで、この金銭的な貧困さが一番の心のストレスで鬱になりかけました。
パーソル テンプスタッフ甲府オフィス のスタッフは?
甲府オフィスのスタッフはどうでしたか?
また私が派遣先でいじめにあっていて、病気になってしまった時も、担当の人にはとても迷惑をかけてしまい、悪いなぁと思ってしまいました。
今はもうパーソル テンプスタッフにはお世話になっていないのですが、当時のご迷惑を考えると、今でも心が折れそうになります。
それと同時に、当時本当によく取り計らってくださったこともあり、わたしがブラックリストに載っていないのならば、また機会があったらお世話になりたいと思いました。
パーソル テンプスタッフの良かったところ
派遣会社さん側も、少ないパイを取り合いしているような感じでして、派遣登録をしに行くと、どちらの会社も大歓迎ムードで出迎えてくださいます。
派遣も数か月・数年と続けていると、そのたびに、商品やプリペイドカードをくださったりします。
そのような感じに、登録スタッフを大事にしてくれているところがよかったところではないでしょうか。
いただいた水筒は今でも大事に使っています。
パーソル テンプスタッフの悪かったところ
自分の能力に見合った会社にたどり着くことがまず皆無ではないでしょうか。
そして山梨という風土でしょうか、派遣先に派遣社員がたくさんいるような派遣先があまりなく、派遣社員は「派遣さん派遣さん」のようによばれ、よそ者扱いで、お茶の時間にお菓子さえもらえないような冷遇をしてくる会社が実に多いのです。
浴を言うならば、そのような旧態依然の考えをもつ、山梨の地元企業に、派遣社員の扱い方などをレクチャーするぐらいのことをやっていただけたらとても働きやすくなるのにな、などと思った次第です。
この経験以降、私は山梨で事務派遣はやりたくないと思いました。
これから再就職したいママへのメッセージ
パパのサポートがないようなうちのような場合だと、仕事できちんと満足なお給料がもらえるような働き方をしようとしたら子どもの成長をきちんと見届けることが難しいと思います。
子どもの、二度とない成長のひとときひとときのモーメントをしっかり一緒に過ごしたいと願うのでしたら、仕事の方を2の次にするしかなさそうです。
私は仕事もしなければならないけれど、子どもの成長もきちんと見届けたかったので、子どもの成長過程に合わせて仕事を段階的に変えてきたりしました。
フルタイムの仕事に就くのは社会人としての喜びではありますが、子育てと両立させる場合、どの地点で折り合いをつけるか自分できちんと判断した方がよさそうです。
