今回は小学生の子どもが2人いるひろさんに、小学生がいるママが仕事と育児を両立させるためのコツについてインタビューしてみました。
子どもは二人で、小学校5年生、そして小学校1年生です。
仕事は看護学校を卒業してから、ずっと看護師をしています。
二人の子どもを出産したときには、産休、育休を取りました。
二人目の時は、産休に入ると同時に退職して、幼稚園に入るタイミングで復職をしました。
小学生の子どもがいて、仕事と家庭が両立できるかととても不安でした。
夜勤のこと、小学生の子どもが病気になった時のことを考えると、これまでの看護師の働き方を見ていると、無理かも…と不安しかありませんでした。
ひろさんよろしくお願いします!
小学生ママが仕事と育児を両立するのが大変な3つのワケ
小学校の行事と仕事の調整が大変
仕事をしていて大変だったことの一つに、小学校の行事と仕事を調整することが難しかったです。
小学校の行事というのはいろいろなものがあります。
小学生の子どもの参観日はもちろん、PTAだけの集まりというのもあるので、PTAがある日は半日や一日の休みを確保しなければなりません。
そこで、どのように仕事の休みを取るかということを悩みましたね。
有休を使いきるわけにはいかないので、平日に休みを取るぶん休日に出勤をしながら休みを確保していきました。
下の子どもが入院
出産後に復帰をして半年たった時に、子どもが喘息の発作で入院したことがありました。
初めての急な発作。
そして夜間の突然の入院に自分のとても戸惑いました。
下の子の入院でしたが、上の子どもの小学校の送り出しなどもあるし、仕事もどうしようと強い不安を感じました。
この時ほど、仕事どうしようと思ったことはありませんね。
しかし幸いにも勤務調整することが出来て、私は3日間の休みを確保することが出来ました。
そのため何とか子どもの入院と仕事を乗り切ることが出来たのです。
残業で小学校の学童にお迎えが間に合わない
仕事をしていると、どうしても残業が発生します。
子どもを小学校の学童には預けていましたが、学童は19時までなので、それまでに迎えに行く必要があります。
しかし残業がなかなか終わらない時どうしようと思ったことがあります。
予測できる残業であれば、小学生の子どもを迎えに行く時間などを調整することもできるのですが、突発的な残業はどうしようもないですね。
そんな時に看護師の仕事は途中でなかなか向けだすことはできないし困りました。
小学生ママが仕事と育児を両立させる3つの工夫
残業があるときは先に小学生をお迎えにいく
私は現在訪問看護ステーションで勤務しているのですが、残業があらかじめ発生するとわかっている時には、少し時間を調整して、先に小学生の子どもを迎えに行って自宅に送り届ける、そして仕事に戻るということを実践しています。
そうすれば、たとえ残業が伸びて19時を過ぎたとしても、小学生を迎えに行かなくてはいけないという焦りがなくなるからです。
焦りは仕事のミスにもつながります。
そのためできれば気になることを解決して仕事に戻るように調整しています。
小学生の子どもが体調不良は早めに職場に報告しておく
小学生の子どもが病気になった時、困りますよね。
その時には、自分の病院に受診させるようにしています。
もしも子どもの具合が悪いことが上司も分かると、休みをくれるからです。
もしもほかの病院を受診して状況だけを伝えても、上司がわかってくれないこともあります。
そのため子どもの状況は直接見てもらうという方法で対処しています。
また事前に少し風邪っぽいというときから、上司には伝えるようにしています。
もしも熱が出たら、発作が出たら、その時には時間休をもらって病院受診できるように、先回りしてあらかじめ根回しするようにしています。
体調管理は万全に
体調管理と生活リズムを整えることが一番大切です。
自分の仕事、小学生の子どもが学校と学童で毎日忙しい日々を送ります。
生活リズムは整っているかもしれませんが、非常にタイトな生活リズムです。
そのために、なるべく早く就寝を心掛けて、疲労をためないようにしているのです。
また予防接種は欠かせませんね。
病気になると困るので、インフルエンザなどの予防接種は早めから取り組みます。
また自分も小学生の子どもも一家全員で予防接種を受けるということを習慣にしています。
小学生の育児と仕事の両立に悩む女性に向けてのメッセージ
小学生の子どもがいて、仕事と育児を両立するのは簡単ではないと思います。
でも自分の輝ける場所というのも必要ですよね。
仕事が好きであればやめる必要はまったくありません。
仕事が育児のストレス解消にもなるでしょう。
大変だなあと思った時には、上手に息抜きをすることも必要です。
おいしいものを食べる、仕事も育児も忘れてドライブをするなど、ちょっとした時間を持ちながら、育児と仕事がんばってみませんか?
私は、大変ですが仕事をしていてよかったなあと思うことがたくさんあります。
そのため大変でもがんばる価値があるなと思って続けています。